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実例 「くらし⾊いろ、塗膜でまもる」

Voice 2:空間づくりプロジェクト@町家未来基地(奈良県)

安心して集える場所づくりに塗装が貢献できること

“古きよき”町家と、“新しきよき”プロテクトン。
古いものと新しいものが交じり合うと“今”が楽しい場所になる

今回お届けするのは、1軒の空き店舗が生まれ変わるお話です。
奈良県北部に位置する大和郡山市。その店舗がある「やなぎまち商店街」は、昭和レトロ、あるいはもっと古い“町家”が点在し、店々の軒先に置かれた金魚鉢がノスタルジックな雰囲気を醸しています。昔から、金魚で有名な商店街なのだそう。

「大和郡山市を初めて訪れたとき、昔の建物が多くて、それらが活用されているまちだなという印象を持ちました。コミュニティの中に古いものが残っていて、そこで高齢の方たちが元気にすごしている様子がすごくいいなと思ったんです」と話すのは、1級建築士の村田直子さん。市が開催したリノベワークショップへの参加をきっかけにして生まれた『大和郡山まちづくり株式会社』立ち上げメンバーのひとりです。
タイトルにある「町家未来基地」は、空き家・空き店舗をリノベで再生させて活用しようというプロジェクト。『まちづくり株式会社』と大和郡山市、地域の人たちがタッグを組んで進める、まちおこしの一環です。

基地のひとつが、今回プロテクトン*1で化粧直しをする2階建て店舗。築90年ほどのご長寿さんなのだそうです。

「古いもののよさは残し、新しいものや機能性も取り入れていく方針です。みんなが使いやすいのがいちばんだから。1階はスムージー屋さん、2階はまちの人が多目的に集まれるレンタルスペースになります」。
まちの方々が集まれる場、素敵ですね! 集まれることの尊さを世界中が痛感したこのご時世だから、なおさら大切に感じます。そこで、抗ウイルス・抗菌機能を備えるプロテクトンの出番です。集まる人の安心感につながったら最高ですね。

建築士である村田さんも「建築の材料として、光触媒で汚れをつきにくくする外壁材は前からありましたが、内装の塗料で光触媒は初めて使います。抗ウイルスや水回りの抗菌、消臭など多機能なところも、現代のニーズに合っていますよね。クライアントにも提案しやすい塗料です」と太鼓判を押してくれました。

水性で超低臭気のプロテクトンは
ペイントビギナーにも扱いやすい塗料

本日のペインターは、未来有望な大学生クルー4人をはじめ、SNSや市のホームページ、広報誌などで募った「塗装体験イベント・ペンキを塗ってみたい人!」に手を挙げたおよそ30人。
大学生クルーの鈴木さんが「老若男女たくさんの方が来て驚きました」と言うとおり、お子さんから学生、それからスムージー屋さんを開く方やその息子さんたちの姿も。ほぼ全員がペイント初体験なのだそうです。

使用するのはプロテクトンシリーズから「インテリアウォールVK-500」。今回のユニークなペイントイベント用に、日本ペイントが無償提供させていただきました。
1階は大学生クルーが選んだ淡いグレーに、2階は村田さんが選んだ、ほんのりベージュに仕上げます。
室内が明るく広く見えて、なおかつ古い柱や梁の味も引き立てたいといった要望に合わせて調色しました。
プロ仕様の「VK-500」は、淡い色合いであれば、お好みの色味に調色できてしまうのです。

それでは始めましょう。ちょっとしたコツや注意点をお話したあと、ローラーを手に、せーの! でコロコロ、スタート! 前もって村田さんたちがボードを貼って下塗りをした壁へ、みなさん楽しそうにローラーを走らせます。ちびっこペインターはしゃがんで床スレスレを攻め、背の高い若者は脚立に乗って天井近くを軽々と、プロテクトンを塗っていきます。
プロ仕様の「VK-500」ですが、水性なので扱いやすく、しかも超低臭なので、お子さんにもビギナーにもおすすめです。「塗りやすい」「ぜんぜん臭いがしない」などと、うれしい声も聞こえてきました。消毒・換気などの感染防止対策を徹底しながら、イベントはにぎやかに進みます。

通りがかった高齢の方が「どんなお店ができるの?」と足を止め、興味津々の様子で覗き込んでいきます。
「そういう方と話すと、まちおこしはこうやって広がっていくんだなと実感します」と言うのは、大学生クルーの細田さん。若い人たちの活気あふれるシーンは、それだけでまちを元気にしますね。
村田さんは「行政だけでもなく、プロだけでもなく、まちの人みんなで使いやすいまちづくりを考えること、それを将来的に長く続けることが地域コミュニティを育てると考えています。みんなが集まれる場をみんなでつくることが、そのきっかけになったらいい。参加したら愛着もわきますよね」と言います。
たしかに。「ぼく、ここの壁がんばった!」と得意顔のお子さんは、今後訪れるたびに「ぼくが塗った壁」と思うでしょう。想像すると心がほっこりとしますね。

安心して出かけていける、集まれる場所が多いまちは、
きっとだれもが暮らしやすい

大学生クルーにもプロテクトンの感想を聞いてみましょう。女子大学で建築を学ぶ3人を代表して、山岡さん。山岡さんはプロジェクトスタート時からかかわり、今回の仲間を集めてくれました。
「壁自体が抗ウイルスや抗菌になる*1*2のはうれしいです。将来、中古の家を購入してリノベして住む夢があるのですが、この先、夢が叶ったときにはプロテクトンを使って老後まで安心して住める家にしたいです(笑)」。かなりの長期計画ですが、そのときはぜひごひいきに。

「祖父母の家の空き部屋をいつかリノベしたいので参考に」という思いもあって参加した辻さんは、「塗料に抗ウイルスの機能があると、自分も祖父母にとっても、安心感があっていいですね。」と、やさしい視点でプロテクトンをとらえてくれました。高齢の方が多いまちでは、人が集まる場所に安心感が持てることはいっそう重要ですよね、村田さん。
「本当に。この建物の壁は抗ウイルス・抗菌機能のある塗料を使っているんですよと言えることは、安心感という点で大きなプラス材料です。みなさんが気兼ねなく出かけたり、集まったりできるようになるといいですね」。

コロナ禍を経たことは「地域を考えるきっかけにもなった」という前向きな村田さん。若い世代からもテレワークをする場所がない、ほっとできる居場所がほしい、シェアできる広いスペースがあったらいいなといった声を聞き、機能的にも精神的な意味でも、地域には新しい共有の“場”が必要なのだと改めて感じたそうです。
新しい共有の場というニーズに、プロテクトンはきっとポジティブな存在になれます。
「古いものと新しいものとが交ざり合いながら、みんなが楽しく暮らしやすいまちにどんどん変わっていく、そんなまちづくりを目指して、息の長い活動をしていけたらいいと思っています」。
この建物はプロジェクトの第一歩。人が集まる場所づくりに、プロテクトンで新しい風が吹きました。

*1今回使用している塗料は「PROTECTON インテリアウォールVK-500」です。
*2全てのウイルスや菌あるいは特定のウイルスや菌に対する効果を保証するものではありません。また、病気の予防や治療効果を⽰すものではありません。
*3効果の発現条件は商品により異なります。また、効果は実際の使用環境によっても異なります。


Profile/村田直子さん

市のサポートを得て設立した『大和郡山まちづくり株式会社』取締役。1級建築士の知識と、バイタリティあふれる求心力で、空き家再生のプロジェクト「町家未来基地」の旗を振る。行政と地域の人の橋渡し役として信頼感は絶大。

Profile/大学生クルー4人

左から立命館大学経営学部国際経営学科の辻 惟吹さん、奈良女子大学生活環境学部住環境学科の山岡美穂さん、細田実来さん、鈴木乙葉さん。「コロナ禍は人と人とのかかわりや集うことの大切さを考え直すきっかけになった」と話す頼もしい若人たち。


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