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PROTECTON®

ストーリー

実例 「くらし⾊いろ、塗膜でまもる」

Voice9:東京大学教育学部附属中等教育学校(東京都)

与えられたルールに従うだけでなく、主体的に考え行動する力をつける。

「銀杏祭」の準備真っただ中の校内。

澄み切った秋の空と涼しい風が心地よい中、東京大学教育学部附属中等教育学校では、文化祭の「銀杏祭」に向け生徒たちが懸命に準備を進めていました。そんな中、校内で出迎えてくれたのは淺川副校長。今回は、PROTECTON® バリアックス™ スプレー を導入した同校にお話を伺いました。

生徒たちの自主的な判断を尊重し、
学校側はそのための環境を整える

2020年4月の緊急事態宣言時は完全にリモート学習に切り替えましたが、とても難しいことだったと淺川副校長は当時を振り返ります。

「極端に言えば、1週間分まとめて出した宿題に生徒が取り組むだけであったり、授業の動画を流すだだったり一方通行でもリモート学習と名乗っている学校はあります。しかしながら、本校では『探究的で協働的な学び』を旗印としているため、生徒同士がコミュニケーションを深めながら進めるリアルタイム双方向の学習や事前に生徒たちが提出した課題を共有したうえでじっくり議論していく授業など、様々なアイテムを駆使して工夫を重ねていました。目指したのは教師と生徒のやりとりや、生徒同士での関わり合いによって認識を深めていくような授業で、リモートでもそれなりの成果をあげたわけですが、それでも緊急事態宣言が明けて校舎に子どもたちの声が響き、生身のからだで関わりあう様子を見たときは、そのことが中高生にとってどれだけ死活的に大事なのか、痛感させられました」。

パソコンの画面の中では関わりあっているようでも、それは言語情報や視覚情報の交換に過ぎず、生徒たちは次第にさみしさや、むなしさを募らせ、「早くみんなと会いたい」「ほんとうの協働がしたい」という声が日増しに高くなっていったそうです。

2020年の緊急事態宣言で行ったリモート学習の経験から、可能な限り、通常の学びを生徒たちに提供できるように、あらゆる試行錯誤を繰り返してきたそうです。「まだ第5波の緊急事態宣言下*ではありますが、現在は通常授業ができているだけでなく、その他の活動をどう保障するかについてもみんなで考えて、生徒たちが不安を抱えず笑顔で登校できるように取り組んでいます。」と語ってくれました。

PREOTECTON® バリアックス スプレーの
実証実験を間近に見て

実はこの場所でPROTECTON®の効果を確かめるための実証実験がおこなわれました。「普通教室やトイレ、特別教室など校内のあらゆる場所を数か月にわたって実証実験のために提供しました。そのため、塗膜の抗ウイルス、抗菌効果やその耐久性を確かめる実験の様子を間近に見ることができました。まさに生徒が日常を過ごしている空間での効果を実感できたので、すぐにバリアックス™ スプレーの導入を決めました」。

早速、9月1日の新学期からバリアックス™ スプレーを導入し使用を開始しました。まずは、各クラスの担任が教室に持っていき生徒自身が紙ペーパーを使って丁寧に机を吹き上げました。そして用務員さんが校内のあらゆる場所に使用していたアルコールもバリアックス™ スプレーに変更しました。「バリアックス™ スプレーは抗ウイルス、抗菌機能が長期間持続し、安心感があります。そして何よりも毎日も拭き上げていた部分の回数を月1回程度に減らすことができたので、先生や用務員さんの仕事量や手荒れの負荷も大きく減り、たいへん好評です。」と導入したメリットを話してくれました。

特に先生たちは以前、休み時間を、休憩に使う余裕はなく、アルコール消毒(拭き上げ)に奔走していたそうです。そのため、いまも時程変更を行って休憩時間を多めにとって対応している学校は多く、そうした現場の福音になるのではないか、また保育園や幼稚園など低年齢の子を相手にするところほど助かるのではないか、というお話がとても印象に残りました。

今では校内のいたるところでバリアックス™ スプレーが大活躍しています。

これからも
生徒たちの学びを守るために

去年の銀杏祭は無観客開催でした。昨年は動画配信を各自が自宅で観た「開会式」「後夜祭」なども、今年は体育館に集まって実施できるように準備中だそうです。「教育の中では授業と同じように大切なことはたくさんありますが、現在は多くのものが一律に排除されがちです。リスクがあるからすぐに中止を判断するのではなく、1つ1つの事象に向き合い、いま現在行えていることと比べてどのようにリスクが高いのか見極めて方針を決めます。時間をかけて議論し、最善の方法を見つけ出し実行するということが大切だと思っています」。それは行事に限ったことだけでなく、部活の方針にも当てはまります。

教職員と生徒・保護者による「三者協議会」での議論を経て、生徒会の部活動運営協議会が動き出して方針を決めていきました。団体ごとに活動実態が全く違うため感染対策も一律ではありません。「うちの部のこういう活動であれば、この空間で、この人数で、こんな風にやっているから、こうやればリスクを下げられる。」ということを生徒たち自身が考え教員と共有し決定していきます。

「こうした営み自体が、学校が掲げている“探究と協働を通して豊かな市民性を育む”ということにつながると確信しているんです。」と淺川副校長は力強く語ってくれました。

淺川副校長のお話を通じて、インタビューに訪れた日に出会った生徒たちが生き生きとしていた理由が分かりました。与えられたものをそのまま受け入れるのではなく、自分たちにとって最善の方法を自主的に考え行動することの大切さを改めて感じることが出来ました。

淺川副校長、素敵なお話をありがとうございました。

*今回使用している製品は「PROTECTON® バリアックス™ スプレー」です。
*全てのウイルスや菌あるいは特定のウイルスや菌に対する効果を保証するものではありません。また、病気の予防や治療効果を示すものではありません。
*実際の使用環境によって効果の程度や持続期間は異なります。

*このインタビューは9月17日に行いました。


Profile/淺川俊彦(あさかわ としひこ)副校長

2002年4月に東京大学教育学部附属中等教育学校に着任。同校の教育目標は「未来にひらく自己の確立」として、「豊かな人間性」「自主的な思考と判断力」「のびやかな表現力」を育むことを掲げているが、赴任後20年目を迎える今年も、コロナ禍のもとでの実践に励んでいる。2019年に同校副校長に就任。

東京大学教育学部附属中等教育学校

https://www.hs.p.u-tokyo.ac.jp/


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