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実例 「くらし⾊いろ、塗膜でまもる」

Voice 10:小桜愛児園(神奈川県)

子どもたちの笑顔を守る。安心安全な保育園を目指して

できることを、できる限りする
簡単そうで難しいその積み重ねが園児と親を守る。

横浜市青葉区あざみ野にある小桜愛児園。
朝、保護者に連れられた子どもたちが元気に登園してきます。コロナ禍の今、保護者に安心して働いてもらえるよう施設の環境を整え、子どもたちに笑顔を与え続けています。そんな場所を取り仕切るのは浅野真巳園長。安心安全の保育園を目指すお話をうかがいました。

最初から自分たちのできることを考えた

小桜愛児園があるあざみ野は、東京や横浜への良好なアクセス性もあり、ベッドタウンとなっています。その地域で定員180名と区内最大規模を誇る小桜愛児園は、常に定員を満たし、保護者から信頼されている施設です。その根底にあるのは、「職員のがんばり」と浅野園長は語ります。そんな人気が高い保育園ですが、コロナは容赦なく影響を及ぼし始めました。園長を筆頭に、全職員、そして保護者の皆さんたちとの連携でコロナへの対応が一歩一歩進んでいるのです。

「保育園というのは、行政の指示がない限りは、常に開所しています。昨年4月の緊急事態宣言が発令されてから土曜1日だけ休園があった日を除き、そのほかは閉園していません。コロナ禍は人類が未経験のことですから、私たちができるのは予防だけです。マスクは5,000枚ほどストックがあったので、消毒液(アルコール)購入のルートを確保し、あとは、補助金で次亜塩素酸の精製装置を導入して自分たちで除菌への工夫をしました。余剰のマスクや消毒液は、保護者の皆さんにお分けることもしました」。

小桜愛児園は、さらにエリア分けも実施しました。
「コロナを考えたとき、子どもより大人の罹患率が高いことを考慮し、動線が重ならないようエリアを分けました。普段、登園で使用している玄関を使わずに園庭から入るなど、大人が館内に入らずにお子さんをお預かりする工夫をしました。すべては、子どもたちを守るためです」。

保護者とのコミュニケーションが
コロナに立ち向かうポイント

先が見えない状況のなか、多くの子どもが集まる保育園には、当然、保護者の方も不安は募ります。横浜市の自粛要請により、保護者の方々の働き方も変化しました。在宅勤務で子どもの面倒を見ることになるなど、それぞれの家庭や勤め先にもコロナは影響を及ぼしました。

「当園は保護者の方々と良好なコミュニケーションがとれていたので、横浜市の自粛要請にも、素直に対応できました。コロナが一番ピークだった時の登園率は20%。80%のご家庭にお休みのご協力をいただきました。登園時の会話も減ってしまったため、電話相談等も使って常にオープンの状態を心がけました」。

保護者も子どもたちも、自宅に留まっていたらメンタル的に負のスパイラルに入ってしまいかねません。そこでスタートしたのが、YouTubeでの動画公開。体操やレシピ提案の動画やクイズを出題すると、園とのコミュニケーションが途切れないよう、職員が知恵を出し合ったと浅野園長は当時を振り返りました。

「YouTubeの活用は、もともと保育団体の園長同士の話の中から出たことでした。バーチャルで施設見学ができるようにするのは、この時期には大きいポイントだと思いました。園を知ってもらうツールだと職員に話をすると、ITに強い職員が、自発的にアカウントを作り、楽しいコンテンツを考えて発信してくれたのです」。
これまでの受け身から積極的な発信する姿勢へと、園も大きく変化していきました。
園長をはじめ職員、そして保護者の皆さんたちとの連携で身を守り、「安心の輪」が広がりはじめました。今ではオンライン見学もできるようになったといいます。

スプレーはないのですか?
バリアックス™ スプレーとの出会い

自分たちでできることの可能性を広げたいと日夜模索していた浅野園長に、大きなヒントになる出来事がありました。保育団体の会議で光触媒施工による抗菌作用などのプレゼンを受けた園長は、「施工にはかなりの予算がかかるので、手軽なものはありませんか?」と質問してみたところ、担当者からは「難しいです」との回答でした。ところがある日、園長の考えを実現するものに出会うことができました。それがバリアックス™ スプレーだったのです。

「抗菌や滅菌に関しては通常の空気清浄機や次亜塩素酸を噴霧できる空気清浄機を設置していましたが“光触媒”という言葉が頭に残っていたんです。偶然、保護者の中に日本ペイントに勤務している方がいました。その方から、バリアックス™スプレーのサンプルをいただき、光触媒も入っていると聞きました」。これは良いかもしれないと思い早速、使用してみたそうです。

「スプレーした時の広がりがいいです。匂いもないし、よく伸びます。これはオモチャに使うのがいいと思いました。子どもたちが一番触れるオモチャをウイルスや菌から守ることができる。スプレーしても色は見えないですが、塗膜で保護されているという安心感は大きいです」。

できることをできる限りやっていくという姿勢が、保護者さんの安心にも繋がっているのかも知れません。

制約にある中で最善を尽くしていく
それが小桜愛児園のスタイル

小桜愛児園でも、コロナ禍に入ってから様々な行事が制約を受けることもあるそうです。そんな時にも、浅野園長は前を向いての施策を考えていました。
「行事というものは、子どもたちも保護者の方の楽しみにしていることが多いと言います。だから、一律の中止ではなく、ギリギリまで感染者数などを見て判断していました。それでも、お泊まり保育は昨年度2回延期になりましたし、今年3月のお別れ遠足もできませんでした」。
救われたのは子どもたちの捉え方が、大人より柔軟だった事だと話してくれました。大人が思っている以上に、子どもは今の状況を理解しているのだと改めて浅野園長は感じたそうです。

「これからの時代、コロナが消えて以前と同様な世界に戻るとは思えません。ネガティブな気持では前に進めませんし、園児たちには健やかに育ってほしいと思っています。だから、新しい時代に向かう覚悟を決め、笑いながら進みたいです」。

インタビューを終えた浅野園長に、笑顔の子どもたちが喜んでまとわりついてきました。この子たちの未来のために、愛児園の職員が一丸となって進んでいくのだと実感する光景でした。浅野園長、ありがとうございました。

*今回使用している製品は「PROTECTON® バリアックス™ スプレー」です。
*全てのウイルスや菌あるいは特定のウイルスや菌に対する効果を保証するものではありません。また、病気の予防や治療効果を示すものではありません。
*実際の使用環境によって効果の程度や持続期間は異なります。


Profile/浅野真巳園長

高校時代は剣道のスポーツ推薦で活躍。 1998年:小桜愛児園にて職員として採用される。 2011年:小桜愛児園園長に職員投票にて就任現在に至る 社会福祉法人 日本保育協会 青年部 副部長

小桜愛児園

http://www.kozakura-hoiku.com/


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