PROTECTON

ON YOUR SIDE,
PROTECTON®

ストーリー

実例 「くらし⾊いろ、塗膜でまもる」

Voice 17:高松市中央卸売市場(香川県)

抗ウイルス・抗菌塗料とペイントアートで卸売市場の活性化をサポート

高松市中央卸売市場の関連商品売場棟である「うみまち商店街」。市場関係者だけでなく、一般のお客様が利用できる飲食店や加工食品卸など、様々な店舗が立ち並ぶ昭和の雰囲気が漂うレトロな空間が、昨今注目を浴びています。その「うみまち商店街」で取り組んだにぎわいを呼び起こす活動について、高松市創造都市推進局産業経済部市場管理課 施設整備室長の石原さんにお話をお伺いしました。

瀬戸内の海と山の幸が集まる高松市中央卸売市場

瀬戸内海に面した海辺の市場、高松市中央卸売市場。昭和42年に全国で25番目の中央卸売市場としてスタートしました。市場には全国から四季折々の新鮮な魚介や青果、花が集まります。その特長について石原さんは、「天然の生簀と言われるほど多品種の瀬戸内海の地魚や、温暖少雨な瀬戸内式気候で太陽の恵みをたっぷりうけたフレッシュな郷土野菜、香川オリジナル品種の青果、切花が自慢です。地元産の生鮮食料品等の取扱量は約30%を占めます」と教えていただきました。現在同市場では、ウエブサイトTakamatsu Sea & Sun Market(シーサンマーケット)などを通じて情報発信しています。
その市場の中にある関連商品売場棟は、市場関係者向けの食堂、喫茶店、理容店などが入った施設として40年以上前から利用されていました。歴史がある一方で、一般の方には認知が少ないという課題がありました。店舗数も減少し、32店舗中半分が空き店舗のシャッター商店街でしたが、近年は市場のにぎわいを再び呼び起こすべく、活性化に取り組んできたそうです。

高松市創造都市推進局産業経済部市場管理課 施設整備室 石原室長


2020年から、関連商品売場棟などを「うみまち商店街」と新たに名付け、新しい店舗を誘致。地元高校生やアーティストによるペイントアートの制作活動や、キッチン付きの多目的スペース「キッチンマルシェ」、地元の魚介類などを楽しめるレストランやスイーツ店など32店舗が出店し、数多くのお客様で賑わう、注目のスポットに生まれ変わりました。
石原さんは、うみまち商店街の魅力を「漁港をバックに、旧来の練り物店や理容店などの昭和レトロな空間と、新たにオープンした店舗が入り混じる、雑多な雰囲気の中で、食事や買い物を楽しんでいただけるところです」。と語ってくれました。

新しい日常でスタートしたうみまち商店街

新たな店舗が増えた「うみまち商店街」

コロナ禍の厳しい状況の中でも「うみまち商店街」は、新たな店舗を積極的に誘致してきました。その結果、飲食店など新規の出店が続き、来場者が徐々に増えてきています。コロナ禍でも出店が増えた理由について、「うみまち商店街を盛り上げることが、市場と地域のためになるという私ども市場関係者の想いに賛同いただいた、若いオーナーの方々のチャレンジする気持ちによるものです」。と石原さんは当時を振りかえります。

緊急事態宣言下では、来場者数も減り、各店舗は営業面で厳しい時期もありましたが、店舗の皆さんが、独自に「盛り上げようDAY」を開催するなど、市場側だけでなく、各店舗のオーナーの皆さん自身の力で、来場者向上に取り組んでいます。

プロテクトンを塗装してみて

うみまち商店街は、安心してご来場いただくために基本的な感染対策として、換気、手洗い、消毒などを各店舗で徹底していました。それに加えた新たな対策を検討していたところ、床面や壁の抗ウイルス・抗菌対策が塗料で可能であるという事を知人から初めて聞いたそうです。そこで、プロテクトンの存在を知り、「プロテクトン フロアVKクリヤー」をちょうど整備中であった市場の情報発信所「うみまちかわら版」の床面に塗装するとともに、天井・壁には「プロテクトン インテリアウォールVK-500」を塗装しました。「今回の塗料は、臭いも少なく、乾燥時間も早いため、他の店舗が営業している中でも塗装できたことにメリットがあります」と石原さん。

情報発信所 うみまちかわら版
塗装風景

また、透明な塗膜のため、下地の風合いが変わらないことも利点であると感じられたそうです。「フロアVKクリヤーの場合はご来場者の方に施工したかわかりにくいため、施工済ステッカーを貼り付けて、来場者への安心面をアピールしました」。

PROTECTON🄬施工済ステッカー

施設内では「うみまちかわら版」のみならず、トイレや多目的スペースの「キッチンマルシェ」にもプロテクトンを塗装しています。
プロテクトンの塗装により、抗ウイルス・抗菌対策として、一定の安心感をお客様に持っていただいたと感じられたそうです。「安全にお客様に利用してもらえる対策を講じていますので、安心してご来場いただきたいです」。と話されました。

*全てのウイルスや菌あるいは特定のウイルスや菌に対する効果を保証するものではありません。また、病気の予防や治療効果を示すものではありません。

ペイントアートで卸売市場の活性化を

卸売市場には、ペイントアートが数多く描かれています。「香川県は、3年に一度開催されている瀬戸内国際芸術祭でアートの県として注目されています。卸売市場には、広大な土地と建物があったので、壁面などを活かした大きなアート作品を制作することで、話題性が高められるのではないかと思いました」。まずは、2020年8月に日本ペイントスペシャルアンバサダーのSHOGENさんに100㎡の倉庫を使ってペイントアートを描いていただきました。現在は、レストランとして食事とアートが楽しめる空間になっています。

SHOGENさんがペイントしたレストラン

また、同年9月には地元小学生とSHOGENさんが水産物棟の壁120mに「瀬戸内海やそこで暮らす生き物」をテーマに描くペイントアートのイベントを実施しました。このイベントをきっかけに、子どもたちが描いた絵を見よう、とたくさんの方が市場に来場するようになりました。

小学生がペイントした水産物棟の壁面

「ペイントした卸売市場の公用車で小学校の前を通ると、児童の皆さんが手を振ってくれるなど卸売市場を身近に感じていただけるようになりました」と、石原さんは嬉しそうに話してくれました。

カラフルにペイントされた公用車

うみまち商店街では日本ペイントの塗料を使った地元の工芸高校やアーティストの作品も多く描かれています。最後に石原さんは、「この施設は、単純に人が集まるだけの施設だけではありません。キッチンがある多目的スペースでは、子ども食堂を実施するなど、福祉的な活動も行っています。食事や物販、福祉やアート分野などを複合して、独特なにぎわいのある場所にしていきたいです」。と今後の展開についても話してくれました。

地元高校生の作品が通路の両側に

うみまち商店街は、地元でも話題の名店が揃っており、グルメと買い物とアートが同時に楽しめるエリアになっています。来場者の安全・安心、そして卸売市場のアート作品をPROTECTONと日本ペイントの塗料が支えています。

*今回使用している製品は「PROTECTON® フロアVKクリヤー」、「PROTECTON®インテリアウォールVK-500」です。
*全てのウイルスや菌あるいは特定のウイルスや菌に対する効果を保証するものではありません。また、病気の予防や治療効果を示すものではありません。
*実際の使用環境によって効果の程度や持続期間は異なります。
*このインタビューは2022年5月17日に行いました。


profile/石原一仁さん

高松市創造都市推進局産業経済部市場管理課 施設整備室長 1996年香川県高松市役所入庁、高松市立みんなの病院事務局医事課主幹・情報管理室長を経て、2020年4月より現職。市場再整備事業及び市場活性化推進事業を担当。 最近のマイブームは、入浴しながらの読書と神社巡り

高松市中央卸売市場「うみまち商店街」

https://seaandsunmarket.com/


この記事の関連製品はこちら

PROTECTON® フロア VKクリヤー

抗ウイルス・抗菌屋内~準外部床用クリヤー塗料。塗膜表面に付着したウイルスや菌を抑制します。耐久性に優れ、清掃時の水拭きや、歩行や車両タイヤによる塗膜摩耗後も、99%以上のウイルス抑制効果を発揮します。
製品一覧へ

ON YOUR SIDE, PROTECTON

ストーリー

実例 「くらし⾊いろ、塗膜でまもる」

全ての記事を見る

PROTECTON
EVERYWHERE

— こんな場所に —

プロテクトンが、安⼼な暮らしを実現すべく
守っていく、⽣活のさまざまな接点をご紹介します。