PROTECTON

ON YOUR SIDE,
PROTECTON®

ストーリー

実例 「くらし⾊いろ、塗膜でまもる」

Voice 19:貴生川小学校、城山中学校(滋賀県)

感染対策と教職員の働き方改革の両立で児童・生徒の教育と成長を支える

豊かな自然に恵まれる滋賀県甲賀市では、ウイルス対策の1つとして、プロテクトン®バリアックス®スプレーの導入が広がっています。小中学校の教育現場の変化や取り組み、そして、地域で親しまれる事務機器販売会社と学校の連携について、甲賀市立貴生川小学校、甲賀市立城山中学校、株式会社サンクスの方々にお話をお伺いしました。

[Case1. 甲賀市立貴生川(きぶかわ)小学校]

みんなで考える
ルール作り

「2020年3月3日、児童、教職員に感染者が出ていない中でしたが、県内市町立学校の臨時休校が決まりました。これからどうやって授業を行うのか、卒業式、入学式などの行事の開催の可否など、学校だけでは決められず翻弄される毎日でした。甲賀市や教育委員会、滋賀県の感染症対策室の指示を確認しながら一つずつ検討し、とても大変な1年目でした」。と振り返るのは主任事務主査の福井さん。
休校が明けてからは、密を避けるために、教室のドアを外したり、定期的な換気を行うなどの対策を行いました。また、子供たちが楽しみにしていた、校外学習や水泳、歌を歌うことも感染のリスクがあったので中止しなければいけませんでした。3年が経過した今では、対策を徹底しながら、修学旅行や田植えなどの校外学習を再開したり、音楽の授業や集会、水泳なども行えるようになりました。

「行事などを中止にするのは簡単でしたが、どうやったら再開できるかを教職員で真剣に考えました。また、学校が再開した時も、あれは中止、これはダメというと児童たちも不満やストレスに感じるだろうと思い、児童たちが自分たちでやりたいことに対してのルールを決めてもらいました。例えば、体が触れ合うサッカーはよくないけど、PKゲームならできるというようなルールです。自分たちで考えて決めたルールだから、みんな守ってくれます。少し状況が良くなってきたら、もとに戻して今まで通りサッカーをしようというようにみんなで話し合って決めています。制限がある中でも自由な発想で考え、いろいろな遊びを考え出します。そんな児童たちを見ているとコロナ禍でも成長をしていることを実感します」。確かな手ごたえを感じている様子で養護教諭の奥村さんは語ってくれました。

教育委員会、地域ぐるみで乗り越える
感染対策品の確保

今でこそ、感染拡大対策としてのマスクや消毒液をはじめ、さまざまな製品を簡単に手に入れることができるようになりましたが、感染拡大が始まった当初は入手が難しいものでした。甲賀市教育委員会が市内の学校に向け、対策に活用できるものを紹介しており、バリアックス スプレーもその中の1つだったそうです。
「当時はアルコール消毒液が手に入りにくく、他の手段としてバリアックス スプレーを教育員会から提案されてこの製品を知りました。はじめて聞いた製品だったので、製品のwebサイトを確認したり、事務用品を納品してもらっているサンクスさんにも教えて頂いたりと、アルコール消毒液が使用できない機器や楽器などにも対応できると知り、すぐに導入を決めました」。
毎月定期的に行われる学校の事務担当者が集まる地域事務室会議などで情報交換を行い、貴生川小学校でできる対策を福井さん、奥村さんを中心に推進しています。
サンクスの山中さんは、「学校や官公庁からの、抗ウイルス・抗菌製品のご要望が増えていました。貴生川小学校からもバリアックス スプレーを取り扱いできるかと問い合わせがあり、塗装会社や代理店を調べて納品することができました」。といいます。困ったことがあった時にすぐに対応に駆けつけるサンクスさんへは、厚い信頼を寄せている学校や官公庁から、毎日たくさんの問い合わせがあるそうです。

学校で習慣化した
感染拡大対策

現在、児童たちは、自宅からタオルを持ってきて、毎日机をアルコール消毒液で拭いて帰るのが習慣となっています。また、教職員は、月に1回行われている安全点検日を「バリアックスDAY」と名づけ、自分の担当箇所にバリアックス スプレーを塗布しています。臭いも気にならないため、階段の手すりや、エレベーターや照明のスイッチ、ドアノブだけでなく、楽器、パソコン、コピー機、来客用スリッパ、下駄箱などいろんな場所に使用しています。
「教職員は、児童との時間を確保するために、毎日の消毒をどうやったら楽にできるのかがずっと課題でした。バリアックス スプレーを導入してからは、効果が持続するので、毎日の消毒に掛かる時間を短縮できるのは素晴らしいと思っています。あとはどのくらいの期間効果が持続しているのか目で判断できるようになればいいですね」。福井さんは、使用することで見えてきた課題点を踏まえて、バリアックス スプレーへの提案もしていただきました。

「手洗い、消毒が定着して、毎年流行していたインフルエンザが抑えられました。コロナ禍で学んだ点を活かしつつ、一日も早く、マスクのない生活に戻り、子供たちが安心して、元気に学校生活を過ごせる日が来てほしいです」。と福井さんと奥村さんは、暖かい笑顔でコメントを頂きました。

バリアックス スプレーが、児童や教職員の不安と日々の消毒作業への負担を軽減し、効率化にも役立っていることがうかがえました。

[Cese2. 甲賀市立城山中学校]

大切なのは、
学校行事を止めずに続けていくこと

3年目に突入したコロナ禍。生徒や教職員が、感染しないように対策を検討しながらも、学校の活動をできるだけ辞めずに続けることを試行錯誤して行ってきた甲賀市立城山中学校。
「コロナ感染症拡大当初は、学校でどんな感染拡大対策をしているのか、心配で電話をかけてくる親御さんもいらっしゃいましたが、一時的なものでした。私たちは、たった3年間という中学校生活で、生徒には可能な限り、学校の行事や活動を経験してほしいと考え、教職員で模索をしながら運営をしてきました」。と語るのは、養護教諭の青木さん。
合唱コンクールは全学年が集まらないように実施する、部活動は練習時間を短縮して実施するなどがその一例です。現在は、状況を見極めながら、徐々に生徒が集まって過ごす時間を増やし、柔軟に対応しています。

「コロナ禍に入学した1年生がもう3年生になりました。生徒たちがどれだけストレスに感じているか、はかり知れません。生徒たちが密になったり、給食の時間や休憩時間など大声でしゃべったらだめだと指導したりするのは、当時とてもつらかったです。マスク生活で3年間を送るのは、友達作りなどにも影響があるのではないかと思います」。
本来なら生徒たちと過ごすのは楽しい時間ですが、静かな学校生活を指導することはジレンマだったと振り返ります。

教職員の働き方改革に
バリアックス スプレー

「甲賀市教育委員会から配布されたチラシで抗ウイルス、抗菌機能を有するバリアックス スプレーを知りました。バリアックス スプレーは一般的なアルコール消毒液に比べて高価なので、購入を躊躇したのを覚えています。ただ、担任の先生が、生徒が使用する校内のあらゆる場所を毎回消毒しているのを見て、スプレーをすれば抗ウイルス・抗菌効果が1週間、1か月持続するので、先生の業務軽減につながると考えて購入を決めました」。と事務主査の北林さんはいいます。
各クラスにバリアックス スプレーを配布して、毎週金曜日に教職員が照明のスイッチやドアノブ、階段の手すりなどの共用部分や、保健室の椅子やテーブルなどあらゆる場所に、塗布していました。今では、対策レベルが下がったため、気になる場所だけ使用していますが、アルコール消毒をしてもどこまでやったら完璧かわからなかったのですが、数日間に1回スプレーすれば良いという区切りがついたといいます。
教職員は、下校指導もしながら、教室の消毒、会議、事務作業など、授業以外の業務が多々あります。それぞれの業務内容は軽微でも、すべてに対応するとなると大きな負担になります。教職員の働き方改革にもバリアックス スプレーが効果的です。

滋賀県甲賀市では、プロテクトン バリアックス スプレーを教育委員会から学校に紹介するとともに、PTAが購入して各学校に配布するなど、今回ご紹介した学校以外でも導入が進んでいます。
今後も、学校施設における衛生環境の向上とともに、教職員の仕事の負担軽減にバリアックス スプレーが貢献することを願っています。

*今回使用している製品は「PROTECTON®バリアックス®スプレー」です。
*全てのウイルスや菌に対する効果を保証するものではありません。また、塗膜表面に付着したウイルスや菌への効果であり、病気の予防や治療効果、空気中のウイルスや菌に対する効果を示すものではありません。
*実際の使用環境によって効果の程度や持続期間は異なります。
*このインタビューは5月25日に行いました。


profile/福井里江子さん、奥村和代さん

確かな人権感覚を持ち、自律し、社会に貢献できる子どもの育成』と掲げ、広がる笑顔・つながる笑顔をキャッチフレーズに、笑顔の力を実感して、誰もが笑顔になれる学校を目指した小学校です。

甲賀市立貴生川小学校

http://edu.city.koka.lg.jp/kibukawasyo/

profile/青木千奈美さん、北林知佳子さん

「さわやかな挨拶と真剣な学び」のスローガンのもと、「確かな学力を身につけ、たくましい社会人として、社会に貢献できる基礎となる力の育成」を学校教育目標として掲げた中学校です。

甲賀市立城山中学校

http://edu.city.koka.lg.jp/shiroyamatyu/

profile/代表取締役 山中賢治さん

1987年に創業以来、滋賀県甲賀市で官公庁、学校向けに地域密着で楽器や事務機器を提供し、「間に合う(役に立つ)お店」を目指しています。

株式会社サンクス

http://www.39thanks.co.jp/


この記事の関連製品はこちら

PROTECTON® バリアックス® スプレー

長年培ってきたナノコーティング技術と可視光応答形ハイブリッド光触媒を組み合わせ、瞬時×持続×耐久の3in1効果を有する抗ウイルス・抗菌スプレーです。
製品一覧へ

ON YOUR SIDE, PROTECTON

ストーリー

実例 「くらし⾊いろ、塗膜でまもる」

全ての記事を見る

PROTECTON
EVERYWHERE

— こんな場所に —

プロテクトンが、安⼼な暮らしを実現すべく
守っていく、⽣活のさまざまな接点をご紹介します。